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日産のGT-RやホンダNSX、トヨタSC430、それにフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニからマツダRX-7やレクサスまで、スーパーGTは国内最高の人気を誇るモータースポーツカテゴリーです。
そこで活躍する「華」レースクィーンをご紹介しながら、レースの内容やレビューなどもお届けするのがこのサイトの主旨です。
読者諸兄も是非スーパーGTの女性たちも、そして車も楽しんでいただければと思います。
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スーパーGTへの一考察(その1)

4 月 23rd, 2008 by admin | 0

SS1.スーパーGTのメーカー競争

 JGTCからスーパーGTと名前を変えて3年目。GTは500クラスと300クラスのふたつに分かれており、合わせて40台弱のマシンが300Kmというスプリントレースから最高1000Kmまでの耐久レースを戦う。
 基本的には市販されている車をベースにはされているが、中身は全く別物。まさにF1に勝るとも劣らぬパワーアップとチューンナップが行われている、まさにスーパーカーである。

 概要その他はここまでにして、詳しくはスーパーGTのホームページを読んでいただこう。ここからは飛びに飛んで筆者のスーパーGTというレースについての個人的な定義である。

 元々GTはグランツーリスモという大陸を快適に走るための車というカテゴリーである。当然のことながら、古くから道路の整備が行われてたヨーロッパで生まれた発想で、パワー、快適性ともにセダンと呼ばれる車を元に作られるのが当然である。
 しかし、現状では、特に顕著なのはNSXだが、はじめからツーシーターのスポーツカーが使われている。これは反則だ。車高にしても、何にしても、もうGTではない。
といっても仕方ないから、百歩譲るわけだが、何らかの形で原点に戻ってほしいものだ。

SS2.2008年、第1戦を終えての考察

 実は今年は大変なことになっている。GT500は毎年、トヨタ、日産、ホンダという3メーカーの熾烈な争いが行われている。ところが、その戦いが激化するがゆえに、あらゆる支障も発生している。それは、「過剰競争」そのものだ。

 現在3メーカーが5台ずつをエントリーして15台程度のエントリーとなっているが、その中にも本ワークスとプライベーターの2種類が存在する。
 第1戦の鈴鹿ではGT-Rが圧勝したが、そのマシンは本ワークス2台、ニスモGT-Rの1-2フィニッシュだった。

 まさに圧勝だったGT-Rだが、次戦でなんらかの性能調整が行われるかははっきりとわかっていない。現実は性能調整を行うべき、との意見が一般的なファンとしては大勢を占めることになると思われるが、それほど単純な問題ではなさそうだ。
というのは、どうやらNSXがスピードを抑えて走っていたというのだ。それはテストの状況からの分析だが(週間オートスポーツ4/10号)もしもそれが本当だとするならば、
「GT-Rは圧倒的に速いはずだし、そのために調整を受けるだろう、その時に少しであれウェイトを乗せるのは不利だ」
と考えたに違いない。
また、その速度調整をしたと思われるのがARTAとTAKATAというホンダのワークスチームなのだ。確かに怪しいと思わざるを得ない。

恐らく素で走っていたと思われるトヨタSC430のワークスはGT-Rからかなりの遅れを取った。実際には、トップのニスモもクルージングしていただろうから、差はレースのゴール時の数倍と考えるのが妥当である。
したがって、次戦、岡山でも50Kgのウェイトを乗せたとはいえ、確実にSC430やNSXの前を走ることは確実だ。無論、もう一台のワークス級であるカルソニックGT-Rが爆発的に走ることは間違いないと思われるが、ここにポイントとなるは性能調整が入るかどうかである。
もしも性能調整が入れば、確実にGT-Rは下位に沈むことになると思われる。NSXはその時に現在の性能調整(+50Kgにリストリクター-2)を解除してもらえるかもしれないと考えているのかもしれない。
少なくともSC430とためを張れる程度のラップは刻めるはずのNSX。今年もチャンピオンシップを取るには、接戦をして、運を味方に付けて薄氷一枚で勝ち取るしかない。だからこその今回の工作劇であり、それをしなければ、昨年圧勝したNSXは今年のチャンピオンシップを戦う意義は失われてしまうといっても過言ではないほどだ。

もっと以前の話からすれば、鈴鹿の初戦の前のテストにおいて、GT-Rが他メーカーに対して互角なタイムしか刻めなかったことはあきらかに性能を意図的にセーブしていたと言わざるを得ない事象である。ただ、「常にロングランで満タンで走っていた」「エアロの調整がうまくいかなかった」など言い訳はいくらでも可能だ。
主催者側がその真意を察して性能調整をどれだけするか決定しろという方が無理な話で、このあたりはメーカー同士のファン度返しの水面下での駆け引きが行われていることになる。

そういう意味で、性能調整の悪、を感じるところではあるが、性能調整を放棄してしまったなら、どうやってコンペティティブなレースを違う車種と違う特性で維持することができるのか、最高峰のF1ですら苦労するのこのテーマを解決する方法はないかもしれない。

一番よい方法は、速さや優勝意外でメーカーが自社のアピールをする新しい価値を創造することではないだろうか。ポイントについても、ただレースで上位を取るだけがファンをひきつける魅力ではないはずだ。ただ、それを提案するといっても難しい。今後、レース全体の課題である。
ヒントはアメリカのレースシーンにあるように感じるが、それが完成された形というのは存在しない。アメリカでも常に模索が続いているのだ。

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