実はこの銀河のラストランにも裏があります。
東京-大阪といえば新幹線がもっともメジャーな移動手段ですが、これを仕切るのはJR東海。それ以外のJRはその利益を享受できません。
なら、夜行列車で走らせればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、実はその路線もJR東海内を走らなければならないため、JR東海が許可をしていません。したがって、東京へ行ける夜行列車は唯一、「ながら」のみなのです。
この銀河も夜行列車とはいえ、破格の乗車料金で一般の旅行者はとても乗れないのが現状でした。
ですから、この満席というのは、ラストランだからということです。

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繰り返しになりますが、本来は、大阪-東京間の夜行列車は毎日数本走らせるのがもっとも時代に即した鉄道の使い方なのですが、JR東海がそれを拒んでいる関係でJR西日本と東日本は夜行バスに切り替えて輸送しています。当然ディーゼル燃料で走るわけで、CO2の発生も半端ではありません。原油高も加わって、運営すら厳しい状況となっているようです。
つまり、JR東海ばかりがおいしい立地を活かして利益をむさぼっているということで、国鉄を分割した弊害がここへ来て出てきているといっても過言ではありません。
JR東海区間は確かにJR東海のものかもしれませんが、一方で公共的な鉄道路線でもあるわけで、それを独占し、夜行列車路線の運用を拒むのは独占禁止法に当たるのではないかと筆者は考えています。
もしも4000円くらいで大阪-東京間が実現すれば、列車は長く連結できるので大量に輸送が可能です。また、電気のためディーゼル燃料を使う必要はありません。また、CO2の排出も極めて少なくすることができます。
そして、鉄道なので渋滞はなく、乗客にとっても安定した時間に到着できるというメリットがあります。
つまり、人的輸送のモーダルシフトです。
早期に独占禁止法を適用し、夜行列車を復活させることを望みたいもの。それこそ、どんな輸送を発達させるよりも素晴らしい変化となることでしょう。
そうなれば、日曜日も夜行で帰ってくることができるかもしれません。なにせ、到着時刻はほぼ間違いありませんから。